トレバー　ブライス

イギリス、ノーフォーク出身。2001年に来日以来日本在住。

来日前の 15年程はヒントルシャム・ホール(サフォーク)、ルールズ(ロンドン)、クリブデンホテルのレストランウォルドゥズ(バークシャー)、レ・プレ・ドゥジェニー(フランス・ランド）、ギャブロッシュ(ロンドン)、ウォーター・サイド・イン(ブレイオンテムズ)、ラ・コート・サン・ジャック(フランス・ジョワニー)、マロリーコート・ホテル(ロイヤルレミントンスパ)、ペルハム・ストリート(ロンドン)といったイギリス、フランス各地のハイレベルなレストランや高級ホテルにて修業を重ねる。

1996年には名誉あるルー・スカラシップ・コンペティションにて優勝。

Roux scholarship

来日から最初の5年程は長野県のバラクライングリッシュガーデンのレストラン料理長や銀座の高級レストラン、カユマニスの総料理長として腕を振るう。その後2006年に独立し、東京都北区王子に20席ほどのレストランWhite Foxをオープンする。

フランス料理と和食の融合という独自のスタイルを打ち出したWhite Foxは、その評価を急激に高めて行った。2007年にはEat-Japan主催の「オリジナル寿司コンペティション」という世界的なコンクールで優勝。ここまでの活動がメディアに取り上げられ、NHK出版から料理のレシピブックも発表した。

師と仰ぐミシェル・ルー・シニアとの繋がりも深く、2012年にはルー氏と兄弟弟子16人の研修旅行「ガストロノミック・ツアー・ジャパン」を企画、2週間に渡り自ら日本の食文化を紹介するホストとしてガイドを務める。

2015年8月、9年間に渡り育ててきた小さなレストランWhite Foxの更なる拡大と成長のため、自身のコンセプトを担いで王子の店の移転を決意。東京に拠点を置くレストラングループ株式会社G'sダイナーの傘下に入り、2016年5月 White Fox, Shinjukuがオープンした。